「エクレストンを排除するつもりはない」と金融機関側
2004年12月22日
バイエリッシェ・ランデスバンク、JPモルガン、レーマン・ブラザーズの3金融機関は、今月上旬にロンドンの高等裁判所で勝訴し、フォーミュラワン・ホールディングズ(FOM)に彼らの代表を送ることを許された。しかし、バーニー・エクレストンを排除するつもりはないことを明らかにした。
F1の権利を有する持ち株会社、SLECの会長であり、バイエリッシェ・ランデスバンクの経営陣のひとりでもあるゲルハルト・グリブコウスキーが、英ガーディアン紙に対して語ったところによると、エクレストンは指導的な立場に留まるだろうということだ。
「我々がエクレストンを排除しようとするなら、それは間違っているだろう」と、グリブコウスキーは述べた。
「彼は30年以上にもわたって、産業界やスポンサー、サーキットの経営者や他の関係者との間で数々の契約を成立させてきたのだ」
「だが、限界もある。我々はもはや、発言権もないのに同じリスクを負う立場を強制されるのは我慢ができない」
メディア会社のキルヒを救済した3金融機関は、現在、SLEC株の75%を所有している。残りの25%は、エクレストンの家族経営によるバンビーノ・ホールディングズ社が所有している。
一方、自動車メーカーは、より多くの商業的な収入を確保するために、独自のライバルシリーズであるGPWCを立ち上げる計画を今も推し進めているが、グリブコウスキーはこれが重大な問題であると付け加えた。
「我々はこの問題を非常に深刻にとらえている」と、彼は続けた。
「市場は小さすぎると思うし、2つのシリーズの間の覇権争いは、双方を損なうことになるだろう」
「だが、まだ道は閉ざされてはいないと思う」
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