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クルサード、レッドブルで再起を期す

2004年12月20日

 デイビッド・クルサードは、過去2年ほど、マクラーレンでの自らのパフォーマンスレベルは高くなかったと認めたものの、環境がベストではなかったせいだとも語った。
 先週金曜にレッドブル・レーシングと1年契約を結んだクルサードは、この新チームで立て直しを図りたいと考えている。ジェンソン・バトンがBARに移籍後、めきめきと頭角を現したようにだ。
「2年前、ジェンソンは終わったと思われていた」とクルサードは英サンデー・ミラー紙に語った。
「でも、彼はBARに移籍し、突然いい仕事をするようになった。今やチームは彼を全面的に信頼し、サポートしている」「僕がそうなることも可能だと思う」
 クルサードは2004年は不振のうちにシーズンを送り、チームメイトのキミ・ライコネンに大きく水を開けられた。マクラーレンのロン・デニスは1年以上も前に、2005年からのファン−パブロ・モントーヤの起用を決め、クルサードはチームから放出された。
「去年やその前あたりから、僕にとって厳しい時期が続いた」とクルサード。「でも、いい働きをするには、いい環境が必要なんだ」
「ライバルたちとは環境が違っていた。彼らは望まれ、安定した環境にあった。F1においてキャリアの段階も違うし、レベルも違うしね。もちろん、こういったことは、(パフォーマンスに)影響する」「状況を考えれば、僕はしっかりとした仕事をしたと思う」
「一生懸命働きたい、プロフェッショナルでありたいという気持ちは、衰えてはいない。今年は不本意な思いをすることがたびたびあったけれど、仕事に対する倫理観は変わっていないよ」
「去年、僕は弱点を露呈してしまった。1ラップ予選にうまく対処できなかったんだ」「そのせいで、マクラーレンがああいった決断を下すことになった」




レース

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