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[MI]ルノーが母国でスリリングなバトルを展開

2004年7月6日

 ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が大胆な4ストップ作戦を成功させ、今季10戦で9勝目を挙げた。70周レースの序盤ではフェルナンド・アロンソ(マイルドセブン・ルノーF1チーム)が先頭を走ったが、2度目のピットストップでシューマッハが前に出た。3回ストップのアロンソに対して、燃料の軽いフェラーリは明らかなアドバンテージを持っており、最後の4回目のストップまでに決定的な差を広げた。  
 フランスGPはこれまでのシーズンで最も接戦となり、ミシュランパートナーの5チームがトップ10に入った。ヤルノ・トゥルーリ(マイルドセブン・ルノーF1チーム)はスタートで3位に上がり、それ以後はジェンソン・バトン(ラッキーストライクB・A・Rホンダ)とルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)からのプレッシャーに耐えつづけた。バリチェロは、バトンが最後の3回目のストップをさかいに速さが鈍ったところを抜き、さらに最終ラップの最終複合シケインで不意をついてトゥルーリのインに飛びこみ、3位に上がった。3人の差はフィニッシュライン上で1秒以下だった。
 今戦から導入された新型Bスペックシャシーを使うデビッド・クルサード(ウェスト・マクラーレン・メルセデス)は、今季最高グリッドの3番手スタートだったが、じりじりと後退して最後は6位。同僚のキミ・ライコネン(ウェスト・マクラーレン・メルセデス)の前だった。ファン‐パブロ・モントーヤ(BMWウイリアムズF1チーム)が最後のポイントを獲得したが、序盤にメインストレートでスピンして順位を3つ落としたミスがなければ、もっと上位でフィニッシュできたはずだ。


 その他のミシュランドライバーも、1人を除いて完走した。9位マーク・ウェバー(ジャガー・レーシング)、10位マルク・ジェネ(BMWウイリアムズF1チーム/代役出走)、11位クリスチャン・クリエン(ジャガー・レーシング)、14位クリスチアーノ・ダ・マッタ(パナソニック・トヨタ・レーシング)、15位オリビエ・パニス(パナソニック・トヨタ・レーシング)の順だった。佐藤琢磨(ラッキーストライクB・A・Rホンダ)はエンジンと思われるトラブルから16周目にリタイヤした。

ピエール・デュパスキエ ミシュラン・モータースポーツディレクター

 「最初の2回のスティントは私たちの支配下にありましたが、ミハエル・シューマッハは作戦を変更してから急にペースを上げました。このレースのデータはじっくり検討しなくてはなりません。昨日のポールポジションのあとで、この結果は残念です。でも11位までにパートナーが9台入ったことはとても満足できます。ミシュランは競い合うことで成長します。このような敗北で意気阻喪するのではなく、逆に奮起します。来週のシルバーストンから反撃しますよ」




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