元Ｆ１ドライバー、ヤン・マグヌッセンが、来季のウイリアムズのドライバー候補に名乗りを上げている。
　９８年半ばにＦ１を退いて以来、スポーツカーやツーリングカーの世界で成功を収めてきたマグヌッセンだが、もう一度Ｆ１の世界でやってみたいとの気持ちはまだあるようだ。
「フランク・ウイリアムズから電話をもらえたら、もちろんうれしいさ」とマグヌッセンは、母国デンマークのＤＴ紙のインタビューで語った。「スチュワートグランプリを去った後は、“もうこれっきりだ”と言ったよ。でも、いい環境で走れるのなら、当然Ｆ１に戻りたいね」
「僕の目標はＦ１に参戦することではなく、Ｆ１で勝つことなんだ。スチュワートでは、２台のマシンを同じようにきちんと作ることはできなかった。ヨス・フェルスタッペンも同じことを言うと思うよ。そしてスチュワートは行動を起こさなきゃならなくなった時、僕をスケープゴートにしたんだ。すごく裏切られたような気がしたよ。今でも、自分は少なくともあそこで走っているドライバーたちと同じくらいの力は持っていると信じている。でも、フランク・ウイリアムズからの電話を待たなきゃならないね」
　来季のウイリアムズの空きシートの候補者としては、マーク・ウエーバー、ジャック・ビルヌーブ、ジャンカルロ・フィジケラ、デイビッド・クルサード、そして現テストドライバーのマルク・ジェネとアントニオ・ピッツォニアの名前が挙がっている。

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