ＦＩＡ会長マックス・モズレーが予選方式について、２００５年には現行のシングルラップ形式をやめ、従来の方式に戻そうと、チーム監督らに求める発言をした。
　モズレーは、全２０名のドライバーが１ラップのみのアタックを行う現在のやり方には誰ひとり満足していない、とも語った。
「私としては、誰もが１時間を走り、誰か最も速い者がポールポジションを取れるものにしたい」とＢＢＣスポーツオンラインで語るモズレー。「現在のシステムは、少なくともここのようなサーキットでは全く面白くないと誰もが思っているだろう。テレビ的にも、あまり歓迎されていないと私は思う」
「確かに、全員の賛成さえ得られれば明日にでも変更はできるかもしれないが、果たして全員に賛同してもらえるかは疑問だ。シンプルでなければならない、簡単に説明のつくものでなければならないなど、今後のために多くの興味深い項目が掲げられている」
「なので、チーム代表者らが全会一致に達するのを待っている。私としてはそうなってくれることを願っているよ」
　予選方式は２００３年開幕時より、１ラップ形式に変更された。今年は、昨年までの金曜および土曜の１時間１ラップずつのセッションをひとつにまとめ、レース前日の１日に２時間のセッションを行うことになった。だが実際は、オーストラリアとマレーシアを終えた時点で、単調なセッションの連続という評価を受け、最初のセッションはプレ予選（または第一予選）と呼ばれている。
　バーレーンでは２つのセッションの間のインターバルが多少長くなったが、これはＦＩＡによる多少の‘つくろい程度’の変更に過ぎない。

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