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バリチェロ、大事故から無事生還

2003年8月25日

 ルーベンス・バリチェロは、ハンガリーGPの20周目、この週末2度目のコンポーネント破損による大事故を経験した。しかし怪我はなく、フェラーリのマシンの残骸から無事に抜け出すことができた。

 バリチェロは、5位グリッドからいつものようにアグレッシブなスタートを切った。マーク・ウエーバーを抜いた後に、2位から順位は落としたものの、まだ上位でポイント争いができる状況だったのだが、そこで左リヤサスペンションとその周辺の大きなトラブルに見舞われた。
 ウエーバーとキミ・ライコネン、ヤルノ・トゥルーリに抜かれる原因となったシケインのショートカットが、この事故に影響していたのかどうかはまだ分かっていない。しかし、1コーナーへのブレーキング時に、金属部品がねじれて弾け飛び、マシンの左リヤ部分が吹き飛ばされて、バリチェロはただなすすべもなくタイヤバリアに向かって直進した。
 このコーナーは今シーズン改修が行われた部分で、メインストレートが延長されてコーナーがよりタイトになり、ランオフエリアが従来より狭くなっていた。しかし幸いなことにバリチェロは、土曜朝のラルフ・ファーマンと同様に、破壊されたマシンから無傷で降りることができ、最新のF1の安全対策の効果を証明することになった。
 この事故は、フェラーリにとって不運な一日の始まりとなった。ミハエル・シューマッハーも8位に終わり、たったの1ポイントを獲得するにとどまったのだ。一方、選手権のライバルたちはみなトップ4に入り、ポイントリーダーに迫ってきた。今季あと3戦を残して、ミハエルとファン−パブロ・モントーヤ、ライコネンが、たった2点差の中にひしめいている。




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