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“規則の抜け穴探し”が後を絶たないF1。将来的には「次のレースで出場停止になることも」とブラウン

2020年2月10日

 F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、チームがレギュレーションの抜け穴を見つけてアドバンテージを得ることについて、将来的には出場停止処分を科す場合もあると語った。


 2021年は予算制限が導入されるため、どのチームもレギュレーションの抜け穴を見つけてアドバンテージを得ることができなくなる。だが、あるチームがレギュレーションの抜け穴を見つけて悪用し、他のチームに対して不公平なアドバンテージを得ることが考えられる。


 こうしたことは長年頻繁に行われてきた。問題だったのは、抜け穴を閉じるためのルール変更には時間がかかり、労力を要するプロセスが必要だったことだ。改定されたルールが翌年まで施行されないという事態がしばしば起きていた。


 2009年に起きたことが良い例だ。ホンダF1がロス・ブラウンに売却された際、チームはダブルリヤディフューザーがレギュレーションで許可されていたことを発見した。これにより、ブラウンGPのマシンは他のチームに対して大きなアドバンテージを得てコンストラクターズ選手権でタイトルを獲り、さらにドライバーズ選手権をジェンソン・バトンが制した。


 しかし今やブラウンの役職はF1のモータースポーツ担当マネージングディレクターであり、彼はそのように突然発生したアドバンテージを迅速に禁止するようにしたいと考えている。


「我々は変更を行う際に現時点よりも通知までの時間を短くできるように、ガバナンスを推し進めている」とブラウンは語った。


「今は決してできないことだが、将来は抜け穴を悪用した場合、次のレースで出場停止になることもある」


 シーズン中にルール変更を行うには、通常は全10チームが同意しなければならない。そして当然ながら、全チームが同意することはほとんどない。唯一の例外は、FIAが安全上の理由で即座にルールの変更を命じる場合だ。


 しかし新たな提案では、FIAとリバティ・メディアのF1グループに、チームの投票を覆すのに十分な票数が与えられる。


「もしあるチームが、それまでに着想も想像もされたことがないような解決策を見つけ、実施されるべき原則全体を破壊したら、ガバナンスによって他チームの十分なサポートを得てそれを阻止することができる」



(grandprix.com)




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