F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

フェラーリF1代表、カナダでは善戦も「マシンの弱点が突然解決されたわけではない」と慎重な姿勢

2019年6月17日

 フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、フェラーリの2019年型マシン『SF90』の弱点は、前戦カナダGPで突如として消えたわけではなかったと語った。


 シーズン開幕前の時点では、フェラーリは他のチームに対して優位な立場に立っていた。しかしメルセデスが開幕から7連勝を飾ったことで、その優位性はすでに消え去ってしまっている。


 パワーに関しては、フェラーリはメルセデスに対してアドバンテージを持っている。だがそれは、タイヤを有効に利用することに苦戦しているチームの苦労を相殺するできるほどのものではなかった。


 ビノットは、カナダGPではジル・ビルヌーブ・サーキットのコース特性のおかげで、フェラーリの抱える弱点による影響は少なくなったものの、マシンの弱点は依然として残っていると考えている。


 先週末ビノットは、「(ジル・ビルヌーブ・サーキットは)他のコースよりもパワーの影響を受けやすく、リヤタイヤに負担がかかる。バルセロナよりも、バーレーンに似たトラックだ」と話していた。


「ここに来れば、メルセデスに近づけるだろうとわかっていた。だがどれくらい近づくことができるのか、それについては何もヒントを掴んでいなかった」


「彼ら(メルセデス)と比べると、金曜日のパフォーマンスは厳しいものだった。だが週末を通してトラックの状況は改善されていき、グリップもよくなるので、我々はなんとかして弱点に対処した」


「しかし実際のところ、マシンはスペインGPの時とまさに同じだった。スペインGPのあとはアップグレードを投入していないし、我々の抱える弱点はまだマシンに残っている。単純なことだ」


「我々は作業に取り組み、改善する必要がある。カナダGPの後も、レースは続く。我々は戦い続け、彼らに挑み続けなければならない」


 今シーズン使用されているタイヤは、2018年シーズンで使用されていたものよりもトレッドの薄いタイヤだ。もちろんカナダGP以降もこのタイヤが使われていくことになるが、フェラーリ今後試す予定のアップグレードの開発に懸命に取り組んでいる。


 しかしビノットは、問題を解決するための“魔法の解決策”はないと述べた。


「我々はレース毎に、自分たち自身を向上させていかなければならない」


「この数レースで目にした問題に対処するために、我々はマラネロのファクトリーで複数のプログラムに取り組み始めた」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

6/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/22(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/23(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号