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ハースF1代表、モナコGPで1台がトップ10入りするも困難な展開となったレースに苛立ち
2019年5月28日
ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、ペナルティによってチームにとって不利な状況となった日曜のモナコGPの結果に対しての不満を漏らした。
ケビン・マグヌッセンはレース序盤で自身のペースを守っていたが、6周後にセーフティカーが導入されたことで大きくタイムをロスすることになった。
集団の中程についていたマグヌッセンはピットインしたものの、8台のマシンがピットインしていなかったためにその後ろで14位となり、その後のレースでの運命はここで決まってしまった。
さらに悪いことに、マグヌッセンはコースを外れてアドバンテージを得たとして5秒のペナルティを科され、14位にまで順位を落としている。
チームメイトのロマン・グロージャンはトップ10入りを果たしてチャンピオンシップポイントを確保したことで、ハースをわずかながらも窮地から救ったと言える。しかし彼もまたピットレーン出口で白線をカットしたとして、5秒のペナルティを科された。
「我々にとって難しいレースだった。考えうる限り悪い状況のすべてが、我々の身に降り掛かっていた」とシュタイナーは苛立ちを表した。
「ここはモナコだ。とはいえたった1ポイントしか獲得できないような状況に導いた何かがある。もはや起こったことすべてに言及したくもない。1冊の本が書けるほどだよ」
「我々がこの状況を喜ばしく思っていないことは確かだが、多くの者は1ポイントでも獲ることができれば満足だと言うだろう」
しかしながら楽観的な性格のシュタイナーは、この週末におけるVF-19の全体的なパフォーマンスに満足している。
「(このレースに関しては)非常に憤りを感じている。我々が怒りを感じているのはマシンのパフォーマンスやチーム、ドライバーに対してではない」とシュタイナーは話した。
「今日の我々は望んでいなかった状況に陥ってしまったが、我々のマシンが、今回見せた結果以上の速さを持っていることは分かっている」
「そのことについては期待できるし、挽回できると確信している。願わくば、このような不運がもう起こらないでほしい。私は幸運を望んでいるわけではない。不運でさえなければそれでいいのだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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