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ハミルトン、元F1王者ロズベルグによる弱点分析を一蹴。ベッテルも「弱点は少ない」と発言

2018年3月23日

 メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、自身の主な弱点は一貫性のなさだと評した元チームメイト、ニコ・ロズベルグによる見解を、話題性のある見出しを欲していただけだと一蹴した。


 2016年にハミルトンを破ってタイトルを獲得し、その後F1を引退したロズベルグはイギリスのSky Sportsの取材に対して、あらゆる面で優れた力を持つ元ライバルには1つだけ比較的弱い部分があるとしてこう語った。


「ルイスの弱点は、やや一貫性に欠けることだ」


 だがハミルトンはこの発言について、2017年シーズンに自身が残した結果こそが実際に走行全体の堅実さを証明するものだとして、ロズベルグを批判した。


 1シーズンで9度の優勝という素晴らしい戦いを繰り広げたハミルトンは、「僕は昨年の結果をもって、彼の言っていることは的外れであると証明できると思う」と述べた。


「新聞の見出し用にネタを提供しなければと考える人は多いのだろう。この発言もそのひとつだよ」


「今シーズンの僕の目標は、昨シーズンよりもさらに一貫性を高めることだ。昨年、僕がチャンピオンを獲得できた主な理由は一貫性にあると思っている」


 ハミルトンの最大のライバルであるフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、木曜日に行われたF1公式記者会見において、あらゆるドライバーに弱点はあるものだと認めつつも、隣に座っているハミルトンへの批判となりそうな発言は避けた。


「まあ、彼には(弱点が)あまり多くないと思うよ。彼はもう何年も素晴らしい仕事を続けているわけだしね」とベッテル。


「すぐ隣にいる人に関係する質問というのは、いつだって答え方が少し難しいね。でも、彼の弱点は多くないと思う。僕たちは誰もが弱点を抱えている」


「性格に関わるものもあれば、運転技術に関わるものもあるだろう。だけど正直に言えば、僕はそうした弱点について実際あまり考えないんだ」


「自分の弱点についてはとてもたくさん考えて、改善すべきと判断した部分はより良くしようと努力する。他の人たちの弱点は自分の範疇ではないのだから、僕は自分自身のことに専念するよ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




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