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相次ぐ赤旗とSC先導にドライバーの不満が噴出。来季の新ルールによる改善に期待
2016年11月15日
F1ブラジルGPを制したルイス・ハミルトンは、FIAの安全性を最優先する姿勢に理解を示しながらも、日曜日の決勝レースの中断は「無意味だった」と主張している。
ウエットコンディションで行われたインテルラゴスではスタートがディレイとなり、セーフティカーが5回出動し、相次ぐクラッシュにより2度の赤旗が出された。このため、レースは終了までに3時間以上を要した。
いくつかの判断には確かな意味があったが、長いセーフティカーの後に提示された2度目の赤旗については、特に困惑しているとハミルトンは言う。
「コースアウトが続いていたので、最初の赤旗については理解できる。コースに戻った後の2度目の赤旗のときには、コースはインターミディエイトでもいい状態だったのに、いつまでもセーフティカーが先導していた」
「路面はずっと同じような感じだった。そのまま走り続けられたから、セーフティカーを入れることは無意味だったよ。でも安全は何よりも優先されるし、今回がそういうケースだと判断したんだろうね。幸運なことに全員が安全に走れたのだから、正しい決断だったということだ」
2位でフィニッシュした選手権トップのニコ・ロズベルグは、降水量が不安定だったため、オフィシャルは「微妙な判断」を迫られていたと話す。
「限界ギリギリだったけれど、最終的には正しい判断だった。良い仕事をしてくれたよ」
メルセデスの両ドライバーと、今回3位でレースを終えたマックス・フェルスタッペンは、2017年の新ルールでマシンがより多くのダウンフォースを獲得し、ピレリがレインタイヤを改善すれば、雨のレースはいまよりもスムーズに運ぶだろうと考えている。
「タイヤがアクアプレーニングをうまく処理できていないことが問題だ。そのことはわかっているし、来シーズンのために、この部分に取り組んでいる。前進が見られることを期待している」と、ロズベルグは述べている。
フェルスタッペンは、インテルラゴスでのアクアプレーニングは「馬力とトルクが増えたことと、ダウンフォースが足りないことの組み合わせ」が原因で発生したと考えている。この問題については「来季には解決されるだろう。より多くのダウンフォースを得ることで、ウエットでのドライビングは相当に楽になる」と話し、来季のマシンに期待を寄せた。
ハミルトンは「全体的に見て、割と楽なレースだったと言える。スピンもしなかったし、単純な展開だった。2008年のシルバーストンのほうが、よっぽどひどい雨だったよ」と語っており、インテルラゴスの実際の雨量は少なめだったと考えている。
中団グループを走っていたウイリアムズのバルテリ・ボッタスも、相次ぐレース中断を無線で批判。11位でレースを終えた後、以下のようにコメントした。
「僕は走れる状態にあったから、レース中断と赤旗の理由をたずね続けていたよ。コンディションはウエットで、つまり状況は難しく視界は悪かったけれど、それは普通のことだ。僕としてはレースの間はまったく安全だったから、なぜあんなにも止めるのか、わからなかったんだ」
(Translation:Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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