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【F速プレミアム】パドックの友人たちからの質問に正直者ジェンソンが“紳士”に回答

2016.08.20

 F1の世界で16年も生きてくれば、その間に何人かの敵ができるのが普通だ。そして、出走回数300戦に迫ろうかというベテランともなれば、多少は気力に衰えが見えても仕方のないところだろう。だが、ジェンソン・バトンにはそのどちらも当てはまらない。いまや押しも押されもせぬ存在感を放つF1界の至宝バトンが、パドックの友人たちから寄せられた質問にひとつひとつ正直に答えた。

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Q:ルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソの両方とチームメイトになったことがあるよね。彼らはどんなところが違っていて、どちらが優れていると思う?(デイビッド・クルサード)
autosport.com


 新聞を読んでくれ! 昨日、ある新聞の取材で同じ質問に答えたばかりだ!
 フェルナンドがスゴイのは、レースペースの一貫性だね。ルイスは信じられないほど速い日もあれば、一転して「あれ、どこへ行っちゃったのかな」みたいな日もあった。でも、ルイスも経験を積んできて、当時とは違うドライバーになったようだ。彼と同じチームにいたのは、もう3年以上も前のことだから(注:バトンとハミルトンは2010年から2012年までマクラーレンでチームメイトだった)。

Q:私がチームボスだったら良かったのに、って思ったことはある?(クレア・ウイリアムズ)
 僕がドライバーだったら良かったのに、って思ったことはあるかい?!

Q:50歳をすぎてからも、マラソンを走り続けるためのコツがあったら教えてくれ。(グレアム・ロードン、昨年のマノーのスポーティングディレクター)
 彼とはその話をしたことがあるはずだよ! ロンドン・マラソンのあと、軽くビールを飲みながらランチを食べて、もっと速くなるにはどうするとか、一緒にトレーニングをしようとか、そんな話をしてすごしたんだ。彼がまだやる気でいてくれて、うれしいよ。

Q:ベルギーのヘンクでカート・イベントに参加して、肋骨を痛めたことを覚えてる? そこで僕とも会っているんだけど。(マックス・フェルスタッペン)
 (しばらく考えたあと)あったね、肋骨を痛めたことが。2006年の終わりごろだったと思う。彼はまだ8歳だったはずだ! 恐ろしいことに、もう9年前の出来事なのに、まるで昨日のように感じるよ。確かロビン・フラインスもいたな。小さなカートコースだったけど、問題は僕の乗ったカートのシートがあまり深くなかったことだ。そう、それで肋骨を痛めたんだ。

 でも、すごく楽しかった。カートに乗ったのは、98年か99年以来だったからね。あのケガのおかげで、シーズンオフに一度もF1のテストができなかったけど、まあ、大勢に影響はなかったよ……(注:2007年のホンダは競争力が低く、バトンはわずか6ポイントで選手権15位に終わっている)。



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9位フェルナンド・アロンソ41
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