F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ベッテル、赤旗時のスピード違反で3グリッド降格。「常識に欠けるペナルティ」と不満示す

2018年10月20日

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1アメリカGP金曜フリープラクティス1で、赤旗の際に十分な減速を行わなかったとして、ペナルティを科されることが決定した。


 ウエットコンディションのFP1で、ザウバーのシャルル・ルクレールがスピンし、コースオフ。復帰する際にコースに砂利をばらまかれたことで、コース清掃のため赤旗が掲示され、セッションが中断された。


 ベッテルはこの際にスピード違反を犯したと判断された。スチュワードはベッテルおよびフェラーリの代表者から事情を聞き、ビデオやテレメトリーなどの検証を行った後、セクター6から7でFIAのECUで示されたタイムを下回るペースを維持していなかったとの結論を出した。


 2018年シーズンの規則ではドライバーは赤旗時、大幅にスピードを落とさなければならず、この規則への違反は重く受け止められる。スチュワードは、「ベッテルはレッドフラッグ掲示時に十分減速しなかった」と判断、3グリッド降格およびペナルティポイント2の罰を科すことを決定した。


 前戦日本GPではエステバン・オコンが、それより前の開幕戦オーストラリアではダニエル・リカルドが、同様の違反で3グリッド降格のペナルティを受けている。


 このペナルティにベッテルは不満を示している。
「赤旗を見たから減速した。周囲を見て、どこかにマシンが止まっているのか、ウォールにぶつかっているのか、ターン9から10で何か起きているのかを確認し、規則に従うために大幅にスピードを落とした」とベッテルはSky Sportsにコメントしている。


「分かっていたから、減速した。でも、規則にも常識が必要だ。(ペナルティは)間違っていると思う。僕は減速したし、何が起きているのか、ちゃんと確認した。規則は明確だし、僕らもそれを承知している。でも、ウエットでこういうことが起きたのはこれが初めてだ。ウエットだとターゲットタイムが大幅に遅いから、30km/h、40km/h、50km/hも落とさなければならない。次はそうする必要があるんだろうね」


「でも、自分の後ろを他のマシンが走っていたら、そうすることが正しいとは思えない。追突されてしまうだろう。それでもペナルティを受けないことの方が重要なのだろうね」


 現在ランキング2位のベッテルは、ポイントリーダーであるルイス・ハミルトンに67点の差をつけられている。今週末のアメリカGPでハミルトンが優勝した場合、ベッテルが2位に入らない限り、ハミルトンが自身5度目のタイトルを確定する。



(autosport web)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号