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【あなたは何しに?】ベルトラン・ガショーとフォース・インディアとの意外な関係
2017年10月22日
F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。そんな人たちに、「あなたは何しに、レースに来たのか?」を尋ねる連載企画。今回は元F1ドライバーで、現在はビジネスマンとして世界中を飛び回っているベルトラン・ガショーだ。
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ベルトラン・ガショーという名前を聞いて、「あ〜、あの」とピンと来る人は、相当のF1ファンといえるだろう。1980年代から90年代初めにかけてのF1ドライバーで、1991年のルマンではマツダロータリーエンジンで優勝も果たした。しかし何より、『ミハエル・シューマッハーのF1デビューを助けた男』として人々の記憶に残っている。
1991年、新規参戦のジョーダンにコローニ・スバルから移籍したガショーはコンスタントに入賞を重ね、絶賛売り出し中だった。ところがロンドンでタクシー運転手と口論になり、催涙スプレーを顔に吹きかけて撃退。それが過剰防衛に問われ、刑務所に収監されてしまう。
その間に行われたのがベルギーGPで、代役でデビューしたのがシューマッハーだったのである。この週末にはガショーの釈放を嘆願する支援キャンペーンが行なわれ、アラン・プロストやネルソン・ピケなど錚々たる面々もデモに参加した。しかしシューマッハーの鮮烈デビューで、ガショーは一気に影が薄くなってしまい、数年後に寂しくF1キャリアを終えた。
だがガショーは引退後、ビジネスマンとしての大転身に成功する。エナジードリンクHype Energyの経営権を取得し、CEOに就任したのである。今ではプライベートジェットで世界中を飛び回り、「F1にも年に数回は来ている」という。筆者もパドックですれ違っていたはずなのだが、「これだけ太ったら、わからないのは当然だよ」と、気さくな性格は昔のままだ。
今回偶然出会ったのはフォース・インディアのホスピタリティ。前身は奇しくも彼が所属していたジョーダンであり、今はここのスポンサーである。
「元F1ドライバーで、チームのスポンサーになってるのは、おそらく世界中で僕だけだろうね。今ではテクニカル・ディレクターを努めるアンドリュー・グリーンは、当時は僕の担当エンジニアだったんだよ」
91年は、人生で最悪の1年だった?
「最悪であり、最良の1年だった。F1キャリアで、ベストの成績を上げたシーズンだったからね。あんな事件を起こしてなければ、と何度も思ったし、今も悔いは残る。でも今こうして充実した毎日を送ってることには、100%満足してるよ」
人生の第2ラウンドで再起を果たしたガショーは、実にいい顔をしていたのだった。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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