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ピレリ、「勝ってもタイヤ批判」のRBRに不満

2013年6月12日

Sutton

 ピレリは、今年のF1タイヤを強く批判し続けるレッドブル・レーシングに対する不満を表した。

 カナダGPでレッドブルのセバスチャン・ベッテルはポール・トゥ・フィニッシュを飾り、ランキング2位との差を広げ、タイトル4連覇の目標にまた一歩近づいた。
 しかしレース後、ベッテルは再びピレリタイヤに対し批判的な発言を行った。

 ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、両選手権をリードしながら今年のタイヤを最も強く批判するレッドブルが理解できないと語った。

 カナダの一戦はタイヤのデグラデーションがそれほど高くないときにはレッドブルのマシンがどれだけ優れているかを示したと思うかと聞かれたヘンベリーは、次のように答えた。
「小さなシグナルであるとは思うが、カナダの前から彼らは選手権をリードしている」
「これまでもずっと強かった。そのパフォーマンスからすると、彼らの発言は極めて理解しがたい」
「他のチームなら(文句を言う)理由があるかもしれないが、選手権争いをリードしているのに不満を言うとは」
「ここで優勝したのに、また不満を言ったと聞いた。そういうことをしても役には立たない」

 レッドブルは、デグラデーションが高く耐久性の低い今年のピレリタイヤに対して他のどのチームよりも批判的な態度を示しており、タイヤを変更すべきだと主張してきた。しかしタイヤに優しいマシンを持つロータスは、タイヤのシーズン中の変更は、一部チームに有利に働く、不公平なものだと強く批判している。

 ベッテルは、今年序盤に何度かデラミネーションのトラブルが発生しており、自分たちが懸念しているのは安全性の問題であると強調している。

「僕らが批判し、あるいは僕が批判を口にしているのは、パフォーマンスの問題ではない」とベッテルはカナダGPの後で述べている。
「安全性の問題なんだ」

 ピレリは、「トレッドが剥離するデラミネーションはいずれの場合でもタイヤの核心構造に影響を及ぼすことはなく、ドライバーは安全にピットまで走行しタイヤ交換を受けることができる」として、安全性に問題はないと主張している。




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