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イギリスGPでも新タイヤの実戦投入は再び見送り

2013年6月11日

Sutton

 タイヤサプライヤ?のピレリは、次のイギリスGPで本格投入を見込んでいた新しい改良タイヤの採用を再び見送る方針を明らかにした。

 今年のピレリタイヤは、開幕数戦でタイヤ表面のトレッドが剥離するデラミネーションのトラブルが頻発したため、新たに改良の施された新型プロトタイヤが先のカナダGPに持ち込まれた。

 実際、金曜プラクティスに投入されたこのプロトタイヤは、それまでのスチールベルトに代えて昨年仕様のケブラーベルトを採用したものだったが、彼らは、全チームの同意が得られた場合、イギリスGPから実戦投入する計画でいた。

 しかし、モントリオールの初日は生憎の雨模様となり、新タイヤでの周回数は制限。加えて、現状のタイヤに満足しているチームからも十分な同意が未だに得られていないため、ピレリはシルバーストンでレースに投入することを断念した。

 ただし、トレッドの剥離を完全に防ぐための措置として、現状のタイヤを一部改良することを計画しており、カナダに持ち込んだプロトタイヤを再びイギリスGPのプラクティスに投入する計画もあるとしている。
「ここでは、十分なテストの機会を得られなかったので、新しいタイヤはレースに投入しない」と、ピレリのモータースポーツディレクターであるポール・ヘンベリーは語っている。
「我々は、プロセスを変えた内部変更の仕様書をいくつか持ち合わせているので、デラミネーションの問題も解決することができると考えている」
「多くの観点からも良いし、チームがシーズンのスタートと同じタイヤで作業することになるということだ」

「ただ、フロントタイヤに苦戦しているいくつかのチームにとっては歓迎されるものでないかもしれない」

 カナダGPを制し、チャンピオンシップのリードを広げたレッドブルのセバスチャン・ベッテルは、今シーズン唯一、タイヤの入力に不安を抱えていたが、モントリオールのレース後はそれを解決したと示唆している。「僕らの批判は、決してパフォーマンスに基づくものではないよ。安全性に基づいたものだよ」




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