2012年F1シンガポールGPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは4位/3位、フェリペ・マッサは16位/9位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=4位/2=3位
さまざまな新しいコンポーネントのテストをした。ポジティブなものもあれば、そうでもないものもあったが、後者の場合は、うまく開発するためにもう少し時間をかける必要があるだろう。
全体的に今日はポジティブな一日だった。ただ第一印象では僕らは2週間前のモンツァの時ほどコンペティティブではない。最大限の空力ダウンフォースが必要な、この手のコースでは、僕らはまだパフォーマンスが不足している。
今日走った限りでは、ふたつのタイヤの差はとても大きいと感じた。でも状況をもっとはっきり把握するには明日まで待たなければならないだろう。今日感じた差は路面の変化による部分もあったかもしれないからね。トラフィックがあるから、この手のコースでタイヤのロングランテストをするのはかなり大変だ。だから主なライバルたちとの直接の比較をするのは難しいよ。
日曜には確実にデグラデーションに苦しめられることになると思っている。できるだけうまくデグラデーションを管理することが重要になるだろう。
フェリペ・マッサ フリー走行1=16位/2=19位
楽な一日ではなかった。一日中マシンの状態があまりよくなく、両方のセッションを通して特にタイヤのデグラデーションにかなり苦労した。2回目のセッション終盤に、適切に機能していなかったものがあることが分かったけれど、それで問題がすべて説明できるわけじゃない。明日以降に向けて問題を解決するため、何が起きていたのかを理解する必要がある。セッティングに関しては方向性がほぼ定まっている。ひとつはっきりしているのは、やるべき仕事が多いということだ。