2012年F1ベルギーGPの金曜プラクティスで、HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは19位/23位、ナレイン・カーティケヤンはFP2で24位、ダニ・クロスはFP1で20位だった。
■HRT F1チーム
ペドロ・デ・ラ・ロサ フリー走行1＝19位／2＝23位（ノータイム）
両セッションともものすごい雨の量で驚いた。午前中のセッションは比較的雨が少ないと予想していたので、これを最大限に活用して唯一の走行を完了させた。マシンとシステムがちゃんと機能していることをチェックするために数周のみ走行した。午後はトラックの状態が一層悪くなったので、得られるものは何もないと考え、コースインしないことにした。最後にマシンをドライブしてから1カ月近く経っているから、錆を落とし、マシンの感触をつかめたというのが僕にとってポジティブな点だ。明日は、今日テストができなかったのでドライタイヤのセットが1セット余分にある。これは助かるね。
ナレイン・カーティケヤン フリー走行1＝-位／2＝24位（ノータイム）
今日はコンディションがひどかったので1ラップも周回できなかったが、こういった状況に逆らうことはできない。最善の策は明日に向けて集中することだ。明日は雨にはならないという予報なので、最初から今日失った時間を取り戻し、マシンの感触をつかむために作業していく。ハードなセッションになるだろうが、トラックに出ていくことを本当に楽しみにしている。
ダニ・クロス フリー走行1＝20位／2＝-位
またF112を走らせる機会を得られてすごく嬉しかった。でもコンディションの関係でセッションは楽ではなかった。トラックはかなり濡れており、目的はマシンのシステムが問題なく作動していることの確認と、バランスの評価をすることだった。その点においてはすべてうまく行ったし、かなり快適だったので、自分たちの仕事にはとても満足している。
マルドナド「フラストレーションがたまる一日」
