ホンダのジェンソン・バトンは、今週末のブラジルGPでは、雨が降らない限り、これ以上のポイント獲得は難しいだろうと認めた。
　バトンは、先日の中国GPでは、今季自己最高となる5位でRA107をゴールさせることができた。しかし、上海が変わりやすい天候でのレースにならなければ、それは不可能だったかもしれない。それゆえ彼は、今週末にさらにポイントを獲得するのは、たやすいことではないと承知している。

「僕は去年、インテルラゴスでとてもいいレースができた（そして3位でフィニッシュした）。いい形で今季を締めくくれたら、ホンダのみんなにとって素晴らしいことだと思う。しかし、ドライのレースでは、僕らがポイント圏内でフィニッシュするのは、依然として難しいよ」とバトンは語った。

　インテルラゴスについて聞かれたバトンは、ドライバーにとって“特にチャレンジング”なコースかもしれないと付け加えた。ここは、カレンダー中でふたつしかない、反時計回りのコースのひとつだからだ。

「ここは、他のF1サーキットではそれほど使われない首の筋肉を使うことで、負担が大きいんだ」と彼は説明した。

「このコースはバンピーなことでも有名で、いいラップを刻む鍵となるのは、マシンを完全に信頼して、バンプの場所をみな理解し、そのインパクトを最小限にとどめるよう全力を尽くすことだよ」

「1コーナーでは追い越しが可能だ。それを僕は去年のレースで実行した。それと、ビコ・デ・パトでも可能だよ。レースはウエットになることも多いし、間違いなく最大のチャレンジは、長い左コーナーの3コーナーだね」

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