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モズレー、依然としてワンメイクタイヤ制を支持

2005年2月10日

 FIA会長マックス・モズレーが、現在もなお、F1の速度を抑えるにはタイヤのワンメイク化が望ましいと考えていることを明らかにした。しかし、性急な判断によってFIAが訴訟に巻き込まれるリスクを犯すことはできないという。
 ミナルディのチームボス、ポール・ストッダートへ宛てた最新の書簡の中で、モズレーはコントロールタイヤ制が‘個人的な目標’であると述べたが、トップレベルのカートレーシングで同様の策の導入を試みた際の苦い経験があるだけに、それを性急に推し進めるつもりはないとしている。
 2004年7月29日のF1委員会の会合で票決を行っていれば、2005年シーズンに間に合うようにタイヤのワンメイク化が可能だったはずというストッダートの主張に答えて、モズレーはもしそのような決定を下せば、FIAに対する独占禁止法違反の申し立てが起こされ、訴訟に発展するおそれがあったと反論した。
「少なくとも1シーズンの予告期間を置かずに、私たちの2つのタイヤサプライヤーのうちどちらかを排除しようとするのは、間違った判断であると同時に違法行為とされる可能性もある。2005年から(タイヤのワンメイク化を)導入しようとしたことは一度もない。もし私たちが昨年の5月、あるいは6月にでも票決をしていれば、2004年12月31日までに必要な手続きを終えて、2006年1月1日に発行する新ルールを定めることができたかもしれない。だが、その後の経験、特に標準ECUの問題に関する調査によって、私は法律家たちがもっと長い準備期間、そして作業部会やF1委員会、およびタイヤサプライヤーとの十分な話し合いを望むだろうと信じるに至った」
 しかし、必要な準備期間の問題を別とすれば、果てしなく上がり続けるF1のスピードを抑えるために、モズレーは今でも‘タイヤ戦争’を終わらせたいと考えているという。
「それでもなお、私はタイヤのワンメイク化が望ましく、それがF1の抱える多くの問題点を解決してくれるだろうと信じている。だが、FIAが自らそれに関与するべきかどうかについては疑問の余地がある。大部分のチームがルールのあり方を討議する先月の会合を拒否した現在の状況では、特にそう感じざるをえない。ワンメイク化のルールには、FIAが訴訟に巻き込まれる深刻なリスクが存在し、一部のFIAメンバーは(チーム側がF1の将来を討議する会合への参加を拒否しているような)現在の状況下でFIAがそのリスクを負うべき理由はないと考えている」
「もしチーム側がそれを望むなら、チーム同士の合意によってひとつのメーカーのタイヤを使うことにすればよいだろう。そうすれば訴訟のリスクを負うのはFIAではなく彼らの方になる。FIAとは違ってチーム側には十分な資金があり、大勢の法律家を抱えているのだから」




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