イギリスＧＰの来季開催がついに決定した。ＢＲＤＣとバーニー・エクレストンが来季から５年間の開催契約を結んだのだ。
　今回の契約締結までは紆余曲折があり、イギリスＧＰは２００５年の暫定カレンダーに含められたり、取り消されたりを繰り返してきた。しかしようやくＢＲＤＣとエクレストンが合意に達し、開催が決定、これにより来季カレンダーは金曜にモナコで行われるＦＩＡ世界モータースポーツ評議会で批准される運びとなる。
　ＢＲＤＣのチェアマン、レイ・ベルムは次のようなコメントを発表した。「２００５年から２００９年までの５年間、イギリスＧＰのプロモーターを務めるとの合意に本日達したことを、お知らせできることになり、大変喜ばしい」
「合意事項は極秘とされるが、この取り決めはクラブ、サーキット、そしてそのビジネスと将来において、最大の利益になるものと信じている」
「グランプリにおけるプロモーターとしての権利を獲得したことで、クラブは、サーキットの将来的な開発計画を、きちんと熟慮し、計画的に進めていけるだろう」
「最も歴史の古いグランプリを今後もカレンダーに残すための手段と私が考えたものを達成するまでに、膨大な時間と労力を要した」
　一方、エクレストンは以下のように語っている。
「ＢＲＤＣのレイ・ベルム氏の協力により、シルバーストンとの５年契約を締結でき、非常にうれしい」
　同じく暫定扱いとなっていたフランスＧＰも開催される見込みとなっており、２００５年のカレンダーは１９戦となると思われる。

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