モズレー「F1は間もなく健全な状態に戻るだろう」
2004年12月7日
FIA会長のマックス・モズレーは、各チームがF1の長期存続に不可欠な「正しい論理」を理解して問題が解決すれば、F1のグリッドは増え、健全な状態に戻るだろうと語った。
パリで行われたレース・オブ・チャンピオンズの開催中、英クラッシュネットの独占インタビューに答えたモズレーは、F1の存続のために、急激に高騰し始めたコスト抑制以外に各チームが採り得る選択肢はないと考えていると語った。
「F1のコストダウンを図らなければならない。F1は金がかかりすぎている。トップチームがエンジンプログラムに約2億ユーロかけ続けるなら、F1は続かない。エンジンだけで合計10億ユーロ以上も使っていることになるからだ。人件費にしたって馬鹿にならず、グリッド上に2台のマシンを準備するのに1,000人もの人間を抱えているチームだってある。たとえ、その4分の1の250人のスタッフが2台のマシンの作業にあたったとしても、莫大な金になるはずだ。もはや完全に抑制がきかない状態だ」
コストの削減には、2005年シーズンを前に、存続が危ぶまれていたジャガー、ジョーダン、ミナルディの3チームを救済するべく、10チーム中フェラーリを除く9チームが合意している。
チーム・ドバイF1とミッドランドF1が2006年からF1参戦を表明しているなか、モズレーはF1が正しい方向に向かいつつあるという見解を示した。
「みんなが一致団結して、この問題の解決に向かっていると思う。各チームが、私の言う“正しい論理”を理解し、様々な変革を経て問題が解決するものと期待している。そうなれば、グリッド数は再び増えるだろう。2年後には12チームが参戦し、F1は極めて健全な状況に戻るだろう」
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)