レッドブル・レーシングが、２００５年シーズンのドライバーとして、デイビッド・クルサードと契約を結ぶかもしれない。
　英メイル紙日曜版によれば、レッドブルは今週中にもクルサードとの契約を発表する可能性があるという。
　レッドブルのドライバーは、これまでクリスチャン・クリエンとビタントニオ・リウッツィが最右翼と目されていたが、ここへきてチームは経験のあるドライバーを欲しがっているようで、クルサードとの契約の可能性が濃くなっている。
　クルサードはメイル紙の中で次のように語っている。「正式な契約はまだなので、まだ何も言うことはできないが、２、３日のうちには発表できるだろう。来週中には確実なことが分かるはずだ」
　さらに、レッドブルに近い情報筋によると、今週水曜から金曜までヘレスで行うテストでクルサードは同チームのマシンをドライブするという。
　クルサードは１９９４年にウイリアムズからＦ１デビューを果たし、１９９６年から２００４年までマクラーレンでドライブを続けてきたが、２００４年を最後にファン−パブロ・モントーヤと交代でマクラーレンを去ることになった。
　当初、レッドブルのシート獲得の可能性は低いと見られていたクルサードだが、来季はレッドブルでＦ１キャリアを続けていく可能性が出てきた。
　クルサードのマネージャー、マーティン・ブランドルは過日にロイター通信に対して次のように語っていた。「私たちはあらゆる可能性を探っているが、もちろんレッドブル・レーシングはその可能性の１つに入っている」

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