ドイツGP、予選方式継続
2004年7月17日
今週初めにメディアを賑わせたF1の予選方式だが、大方の思惑とは反対に来週末のドイツGPでは変更されない模様。
合計タイムが用いられるものの、ホッケンハイムからグループセッション方式が復活するかもしれないとの噂がシルバーストンで流れたが、採用に至るには障害が残っていることをFIAは明かしている。
「我々は満場一致の支持を得る事が出来なかった」と広報担当はロイター通信に語った。また、先週のイギリスGPにおいて、雨を見越してのセッションスタート順を有利にするため、わざとスローダウン、スピンアウトするなどしてタイムを遅くするという、現在の1台予選方式を“不正利用”することに対する不満をあらわにした。
バーニー・エクレストンは、そういった茶番は見たくないという観客からの不満に応えて予選方式を変更したかったと強調した。しかし10チーム全ての同意を得ることはできず、エクレストンは主張を押し通すに十分な政治力が以前ほど強くなくなってきたように思われる。
F1の下位チーム、ミナルディとジョーダンが新方式導入に反対しているがそれも無理からぬ事だ。彼らはアメリカGPでのチームミーティングでも反対を主張していたが、1台方式では必ずテレビに映るが新方式ではその保証を失ってしまうというスポンサーがからんでの理由だ。またミナルディのポール・ストッダートは、新方式が採用された場合でも107パーセントルールが復活しないという保証を切望している。
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |