F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ロス・ブラウンがダブル入賞を果たしたルノーを賞賛も、「トップ3との差は極めて大きいまま」と懸念示す

2019年6月13日

 F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1第7戦カナダGPでのルノーのパフォーマンスを称賛したが、F1の中団グループのトップチームと、先頭集団のトップチームとの間に存在する差を嘆いている。


 先週末のカナダGPでは、ダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグのふたりがトップ10圏内のフィニッシュを達成したことで、ルノーはコンストラクターズランキングにおいてポイントを倍に増やし、4位のマクラーレンと2ポイント差につけている。


 ブラウンはルノーの結果を称賛したが、この結果によって、2021年に新しいレギュレーションを導入することで、競争の場をより公平にするという第一の目標が改めて強調されたと主張している。


「モントリオールはルノーにとって、2019年最高の週末となった」とブラウンはレース後のインタビューで語った。


「ワークスのマシンと、ルノー製パワーユニットを搭載するマクラーレンのマシンすべてがQ3進出を果たし、ダニエル・リカルドが彼らのうちの最高位となる4番グリッドを獲得した」


「そして日曜日には、ふたりのドライバーがポイントを獲得した」


「ルノーは難しい時期を過ごしたが、彼らにとってトンネルの先に光が見えているようだ。しかしパフォーマンスの点では、トップ3チームとの間にはいまだに極めて大きな差がある」


「リカルドは最終的に6位、ヒュルケンベルグは7位につけたが、ふたりとも周回遅れだった」


「F1では各チームの実力をさらに近づけることが必要だ。2021年以降のレギュレーション策定の最終段階に入るにあたって、我々はそれについて取り組んでいるところだ」


「だが一方で、ルノーのような一流のマニュファクチャラーチームのすべての努力が報われ始めているのを目にするのは素晴らしいことだ」


 ブラウンは、予選におけるリカルドの印象強いペースは、ルノーが好転する兆しであると指摘し、ルノーが次戦フランスGPでさらなるパフォーマンス向上を果たすことを期待している。


「予選におけるリカルドの4番グリッド獲得は、間違いなく良い兆候だ。彼のレースでのパフォーマンスは優れており、素晴らしいレースを見せてくれただけでなく、メルセデスのバルテリ・ボッタスとしばらくの間バトルをしていた」


「そしてレースにおけるヒュルケンベルグの優れたパフォーマンスも、ルノーが復調しているかもしれない証拠だ」


「これからルノーの母国レースとなるポール・リカールへ向かう。彼らの士気はさらに高まるだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号