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F1ロシアGP FP1:トップはベッテル、トロロッソ・ホンダのガスリーは新PUのデータを収集し12番手
2018年9月28日
9月28日現地時間午前11時、ロシアGPのフリー走行1回目が行なわれフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。気温は23度、路面温度26度。雲はやや多いが降水確率は0%と雨の心配はない。
新品パワーユニットを搭載したレッドブルの2台、トロロッソ・ホンダの2台、そしてマクラーレンのフェルナンド・アロンソに代わってステアリングを握るランド・ノリスはセッション開始の15分も前からピット出口に並んで待機する。MGU-K(運動エネルギー回生システム)でエンジン始動を行ないコースインを果たす。
その他、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)に代わってニコラス・ラティフィ、マーカス・エリクソン(ザウバー)に代わって2019年シーズンのレギュラー昇格が決まったアントニオ・ジョビナッツィ、カルロス・サインツ(ルノー)に代わって地元ロシアのアルテム・マルケロフがFP1に出走している。
GP3のフリー走行が行なわれたとはいえ、ほとんど使用されることのないソチ・アウトドロームだけに路面はまだダスティで、上位勢はピットガレージで待機。しかし15分を経過したあたりから各車が走行を開始した。
11時27分にノリスはターン4でスピンを喫するがマシンにダメージはなくそのまま走行を継続した。
トロロッソ・ホンダ勢はアップシフトがスムーズではなく、マシンもリヤが不安定でオーバーステア傾向に苦しむが、ノリスがスピンしたようにまだ路面がダスティな影響もある。走行を続けながらスペック3パワーユニットのデータ収集を進めた。
メインストレートからの最初のビッグブレーキングとなるターン2ではルイス・ハミルトン(メルセデス)やダニエル・リカルド(レッドブル)などがオーバーシュートし、縁石を乗り越えたリカルドはフロアを交換することになった。
ランス・ストロールはターン8でエイペックスの縁石に乗りすぎてリヤが流れ大きくスピンオフするが、こちらもランオフエリアの広さに助けられマシンにダメージはなかったもののタイヤを壊してピットインを余儀なくされる。
トップタイムはベッテルが記録した1分34秒488で、昨年のFP1より1.5秒速いタイム。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が0.05秒差の2番手に続くが、ウルトラソフトタイヤとソフトタイヤしか使わなかったメルセデスAMG勢もハミルトンが0330秒差の3番手、バルテリ・ボッタスが0.511秒差の4番手と実力はまだ分からない。
中団トップにはフォース・インディアのエステバン・オコンが1.175秒差の6番手、そこから0.5秒差でケビン・マグヌッセンが8番手。注目のトロロッソ・ホンダ勢はまだデータ収集とセッティング調整の段階で、タイヤ状況を安定させるためにウルトラソフトのみでの走行。
そのためピエール・ガスリーが2.456秒差の12番手、ブレンドン・ハートリーが3.456秒差の19番手に終わったが、他車はほぼ全てがハイパーソフトタイヤでタイムを記録しているため実際の勢力図はまだ見えてきていない。
(Mineoki Yoneya)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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