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ライコネンは戒告処分。ハミルトンは不問

2015年4月18日

 バーレーンGPのスチュワードは、金曜2回目のフリー走行でピットレーンを離れる際に危険な行為を犯したとしてキミ・ライコネンに戒告処分を言い渡した。

 ライコネンはピットアウトの際、出口に並んでいた数台を追い越そうと2本の白線を横切り、さらに隊列に斜めの状態で並びかけていたザウバーの背後を回ってコースへ合流した。

 この一件を審議したスチュワードは、ライコネンのドライビングが危険であったと判断し、彼に今季初めてとなる戒告を言い渡した。

「ピットレーンを離れる際、7番のマシンのドライバーは、潜在的に危険なドライビングを犯した」とスチュワードの声明には記されている。
「これはスポーティング・レギュレーションの30条13項に違反すると判断される」
「マシンは、必要以上にゆっくりかつ不規則、または他のドライバーやその他いかなる人々を潜在的に危険にさらすようなドライビングをしてはならない」

 この審議には、ベッテル同様に追い越しを行ったルイス・ハミルトンも対象に挙がっていたが、彼に対する公式な通達はなされていない。

「それについてはあまりよく理解していない。規則では右からパスすることが許されているということだ」
「ガレージから出て来るマシンがいて、キミが少しブロックされたかたちになっていたのを見たよ。だからキミが背後を回っていったので僕もそれに続いたんだ」
「僕はただ右に行っただけで、把握している限りは合法的だったと思う」




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