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ホンダ本橋CE予選後インタビュー:2台のQ3進出はモナコGP以来「車体とPUの両方をうまく合わせることができた」/F1メキシコGP
2019年10月27日
フリー走行2回目で総合6、7番手と、初日から速さを発揮したトロロッソ・ホンダ。二日目にはピエール・ガスリーの体調不良というハプニングにも見舞われたが、予選では揃ってトップ10グリッドを獲得した。今週末の健闘の理由とレースの展開予想を、トロロッソを担当するホンダの本橋正充チーフエンジニアが語った。
──モナコGP以来の2台揃ってのQ3進出。今週末は、初日から調子が良かったですね。
本橋正充チーフエンジニア(以下、本橋CE):そうですね。高地でのレースということで、どうしても空力、パワーユニット(PU/エンジン)性能ともに、効率が落ちる。
そこを車体とパワーユニット両方が、他よりもうまく合わせて、パフォーマンスを発揮できたんだと思います。
──レッドブルと比べると、トロロッソの車体の方が冷却は厳しい。その辺の苦労もなかったですか?
本橋CE:空力ロスとパワーロスを、高いレベルでうまく最小限にすることができた。そこは車体屋さんの努力を、大いに評価したいですね。
われわれが冷却不足や熱害に苦しむことも、まったくありませんでした。空力もおそらくそんなに数値は悪くなってないはずで、かなり戦闘力のあるパッケージに仕上がったと思います。
──ガスリーは初日に、ドライバビリティの問題を訴えてました。それでソフトタイヤでの予選シミュレーションが思ったようにできなかったわけですが、その問題も解決しましたか?
本橋CE:ええ。初日中におおかた解決して、予選直前に微調整を施して、予選本番ではまったく訴えはありませんでした。
──ガスリーは二日目になって、体調不良を訴えていました。
本橋CE:ええ。それでもFP3の15分前に出てきて、すぐにいいペースで走ってくれた。傍目にも調子は決してよさそうではなかったんですが、ヘルメットをかぶると目つきが変わりました。凄いですね、ドライバーの集中力は。
体調不良だからといって、何か操作がおかしいとか、そんなこともいっさいない。技術的なフィードバックも、きちんとしてくれました。
──Q2では最初、ミディアムタイヤでアタックに出て行きました。結果的にソフトでの再アタックになりましたが、ミディアムを試すだけの速さが今週末はあったということですね。
本橋CE:そう思います。残念だったのは午後だいぶ晴れて、路面温度が10℃前後上がった。あれでミディアムとソフトのラップタイム差が、予想より大きくなってしまいました。それで結果的に、ソフトに履き替えることになりました。
──もし初日のような涼しいコンディションだったら、もしかしたらミディアムでQ3進出ができていた?
本橋CE:可能性はありましたね。ここはレースでのタイヤもきついし、狙ったんですけどね。ただ状況が変わったことに、チームがすぐに対応できた。Q3に進めたのは、そのおかげだと思いますね。
現場スタッフとドライバーの意思の疎通が、うまく行っていました。明日はさらに暑くなることが予想されます。戦略がいっそう重要になるでしょうし、きちんと準備して、確実にポイントを取って行きたいですね。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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