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トロロッソ・ホンダF1密着:走り慣れたバルセロナで本来の力を取り戻したガスリー

2018年5月13日

 予選前のフリー走行で大クラッシュに見舞われ、マシンが大破したブレンドン・ハートレー。幸い、ドライバーに大きな怪我はなかったが、大破したマシンは予選までに修復が困難との判断から、トロロッソ・ホンダはチームメイトのピエール・ガスリーの1台だけで、スペインGPの公式予選に臨むこととなった。 


 金曜日の夜に、走行データを精査してセッティングを変更したガスリーは、フリー走行3回目でトップ10入り。マシンに好感触持って予選に挑んだ。


 Q1を11番手で通過して迎えたQ2。1回目のアタックをユーズドタイヤで済ませていたガスリーは、いったんピットイン。タイヤを履き替えて最後のアタックに出る準備を行っていた。


 このとき、トップ3チームだけでなく、トロロッソ・ホンダとポジションを争っている中団グループの多くのドライバーが、今回スペインGPに投入されているタイヤの中で最も軟らかいスーパーソフトタイヤではなく、ソフトタイヤを装着していた。


 それを見ていたトロロッソ・ホンダ陣営にもソフトタイヤを履くという選択肢もあったが、ユーズドのスーパーソフトでバランスを確認したガスリーの心は決まっていた。


「トップ10とのギャップを考えると、スーパーソフトのニューが最適だと考えた」(ガスリー)


 ところが、セクター2に入ったところで、「マシンがアンダーステアになった」というガスリーは、トップ10までコンマ3秒届かず、Q3進出は逃した。


 それでも、本来のパフォーマンスを取り戻したガスリーには予選後、笑顔が戻っていた。


「今週末はここまでとてもスムーズ。Q3には進出できなかったけど、それほど離れていない。このポジション、今日のマシンなら、ポイントを賭けた戦いが十分に期待できる」



2018年F1第5戦スペインGP トロロッソ・ホンダ

 なお、予選に参加できなかったハートレーのマシンは「パワーユニットをすべて交換し、レースで出場できる準備は整っている」(田辺豊治F1テクニカルディレクター)という。FIAからもフリー走行で予選を通過できるタイムを刻んでいるという理由で決勝レースへの参加も認められている。



(Masahiro Owari)




レース

6/28(金) フリー走行 19:30〜20:30
スプリント予選 23:30〜24:14
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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