母国GPリタイアという結果に終わったフェルナンド・アロンソ　 XPB Images

　事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けたスパイが独自に調査。送られてきた報告書を公開する。



母国でリタイアして失望したと言うよりも
「抜かせてくれない」チームオーダーで亀裂が


　フェルナンド・アロンソとマクラーレンの蜜月は、スペインGPの日曜日で終わってしまったのかもしれない。アロンソは最初のスティントと、1回目のタイヤ交換直後の2度にわたって、僚友ジェンソン・バトンを「抜かせてほしい」と求めたにもかかわらず、チームは背後にとどまるよう指示したのだ。

　第1スティントでは、アロンソとバトンがいずれもセルジオ・ペレスのフォース・インディアに前をふさがれ、最初のタイヤ交換直後には、バトンがパスカル・ウェーレインを抜きあぐねて2周を費やしていた。

　スペインのメディアによると、アロンソは腹に据えかねたのか、パルクフェルメで初優勝を挙げたマックス・フェルスタッペンを祝福すると、すぐにサーキットを離れ、マクラーレンのテクニカル・デブリーフィングを欠席したという。



あんな事件があったのに
コンビ続投で大丈夫ですか？

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