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セブが4連勝。アロンソはRBRのトラブルで2位獲得

2012年10月28日

Sutton

 2012年F1第17戦インドGPは現地時間28日、首都ニューデリー近郊にあるブッダ・インターナショナルサーキットで60周の決勝レースが行われ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインで今季5勝目を挙げた。ザウバーの小林可夢偉は14位に終わった。

 2012年も残りはわずか4戦。シーズン17戦目のインドGPはドライバーズランキング首位のベッテルと、6ポイント差で2位につけるフェルナンド・アロンソによるタイトル争いに注目が集まった。前日の予選ではベッテルがポールを獲得し、マーク・ウエーバーも2番手と、コンストラクターズ選手権でも首位に立つレッドブルが3戦連続で決勝の最前列を独占した。対するフェラーリは、アロンソが3列目5番手からのスタートとなり、前列にはマクラーレン2台が並ぶなど、厳しいレースが予想された。

 そのアロンソはスタートで4番手に上がると、DRSが解禁となった3周目には早くもジェンソン・バトンをパスして3番手に浮上、レッドブル追撃態勢を整えたかに見えた。しかし、先頭をいくベッテルはライバルの予想を大きく上回るハイペースで周回を重ね、序盤からレースを独走。10周目には3番手アロンソを7秒以上引き離すと、25周目には2番手のウエーバーにも10秒のギャップを築いていった。

 その後もペースを落とさないベッテルは上位陣の中で最後となる33周目にこのレース唯一のピットストップを行い、レースリーダーのままコースに復帰すると、後半のベッテルは後続との差をコントロールしながら盤石のレースを展開し、今季5度目となるトップチェッカーを受けた。

 一方、ライバルのアロンソはレース中盤にペースの落ちたウエーバーにDRSが使える1秒差まで迫ったが、ここではウエーバーの防戦にあいオーバーテイクならず。だが、残り20周を切ったところでウエーバーのKERSが不能になるトラブルが発生。再度プッシュを試みたアロンソはロングストレートエンドでウエーバーをオーバーテイク。かろうじて2位に入り、ポイント上のダメージを最小限に留めた。3位はKERSが使えない状態でルイス・ハミルトンの猛追を凌ぎきったウエーバーが入った。

 17番手からスタートしたザウバーの小林可夢偉はポイント争いに絡むことができず、14位でフィニッシュ。チームランキング5位のメルセデス越えを目指したザウバーは接触でリタイアしたセルジオ・ペレスとともにノーポイント。メルセデスはニコ・ロズベルグが11位、ミハエル・シューマッハーはリタイアに終わり、20ポイント差は変わらず。

 チャンピオン争いではランキング首位のベッテルが25ポイントを加算して、18ポイントを加えたアロンソとの差を6ポイントから13ポイントに広げている。

2012 ドライバーズランキング
1 セバスチャン・ベッテル 240
2 フェルナンド・アロンソ 227
3 キミ・ライコネン 173




レース

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ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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