ホンダ・チームの発表によると、肋骨を痛めているジェンソン・バトンは、今週ヘレスで行われる今年最後のF1合同テストも回避するという。

　日本でホンダの主催するチャリティ・カート・イベントに出場し、肋骨の2カ所に亀裂骨折を負ったバトンは、限られたウインターテストの機会の中で、まだ一度もマシンを走らせていない。また、今週末にパリで開催されるレース・オブ・チャンピオンズも欠場する可能性が高い。

「ここ2、3週間にわたって、私たちは彼のケガの様子をモニターしており、幸いなことにケガは順調に回復に向かっている」と、ホンダのF1スポークスパーソンは月曜の夜にコメントを発表した。
「しかしながら、治癒のプロセスが着実に進むようにするため、私たちは今週のテストにおいてジェンソンはドライブしないという決定を行った」

　バトンは“冬季の開発プログラムの進展について知っておくために”チームと共に南スペインへ向かうが、チーム・イングランドとしてWTCCチャンピオンのアンディ・プリオールのパートナーを務めることになっていた、彼にとって初のレース・オブ・チャンピオンズへの参加は難しい状況になったようだ。

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