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バレンシア、グランプリ招致活動を継続

2006年12月7日

 このところヨーロッパ域内でのレース数の削減が示唆されているにもかかわらず、バレンシア市長は同市がF1世界選手権ラウンドの招致活動を継続することを明言した。

 リタ・バーベラ市長は、同市がF1サーカスに加わることで、フェルナンド・アロンソの成功と人気を最大限に生かしたいと従来の希望を繰り返す一方、グランプリが開けるならば必ずしも既存のリカルド・トルモ・サーキットで開催される必要はないとも述べた。

「私はバレンシアでF1レースを、それに最も適した場所で開催したい」とバーベラ市長はas.comに対して語り、現在の施設の拡張に替わる代替案のひとつとして市街地サーキットを設ける可能性を示唆した。
「F1には百万人規模の観客と何千人もの関係者が集まる。それはバレンシア市の成長を維持するための絶好の機会になるだろう」

 4月のGP2開幕戦にバーニー・エクレストンが姿を見せたことから、一時はバレンシア市のF1招致が実現の方向へ動き出すかと見られていた。だが、FIA会長マックス・モズレーは先日、ヨーロッパでのイベントの追加は言うに及ばず、既存の数を維持するだけでも、グランプリシリーズの年間レース数を現状よりも増やす必要があるかもしれないと語っている。




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