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[Honda]中本修平レポート「とりあえず持てる力は、全部出し切った」

2006年8月2日

 Honda参戦300戦目となったドイツGPで、ジェンソン・バトンは4位入賞。第6戦スペインGP以来のポイント獲得を果たし、復活への手応えを感じさせた。その一方で、ルーベンス・バリチェロはまたもエンジントラブルでリタイアを喫し、信頼性に課題を残すレースになった。

「バリチェロは、エンジントラブルでした。何が壊れたか早急に分析し、今週末のハンガリーGPに向けて、大至急対応します。兆候はまったくありませんでした。突然でした」
「バトンは1、2セット目のタイヤは、いいペースで走れていました。ところが3セット目が、まったくダメでした。ひどいフロントのグレーニング(ささくれ摩耗)と、リアのデグラデーション(性能劣化)です。そのためにコーナー進入でアンダーステア、立ち上がりではオーバーステアという症状に見舞われてしまい、まったくタイムが伸びませんでした。1、2セット目は1分17秒台で走れていましたが、3セット目は1分18秒台真ん中が精いっぱい。そのために残念ながら、表彰台を逃してしまいました」
「原因は色々ありそうですが、今考えられるのは路面温度の変化に対して敏感過ぎたことです。3セット目の時に路面温度が下がり始め、それに符合してペースが落ちていきました。逆にルノーやマクラーレンは、1、2セット目は遅かったのに、3セット目は普通に1分17秒台で走っていました。ミシュランは、そういう特性なのかもしれません。われわれの選んだタイヤは、50℃近い路面温度の時にうまく作動するように、クルマ作りをしていました。彼らの場合は、その温度領域ではちょっとしんどいのかもしれません」

「シーズン開幕以来、われわれはタイヤ温度がなかなか上がりませんでしたが、彼らはすぐに上げられるという現象がありましたね。逆に温度が高くなれば、うちがよくなりました。今回もそういうことなのかなと、今は考えています」
「とにかく表彰台を逃したのは、ひとえに3セット目のタイヤです。何とか逃げ切れるといいなと思いましたが、それはさせてもらえませんでした」


−とはいえ前戦フランスGPに比べると、戦闘力が上がっている印象です。

「フランスと今回は、まるで違うクルマなんです。だから比較はできません。でも、今回の結果はよかったと思いますよ。とりあえず持てる力は全部出し切ったと思っています。ルノーとマクラーレンとウチが、ミシュランのトップを争う、そういう状況には戻って来られましたから。ただ今回は、たまたまルノーより前でフィニッシュできたけれども、彼らよりクルマがよくなったわけではありません。たまたま彼らが使っていたマスダンパーが禁止されて、一瞬立ち止まっているだけです。チーム力があるから、すぐに取り戻すでしょう」

−次戦ハンガリーGPは?

「ハンガロリンクは、路面ミューがすごく低いサーキットです。そういうところでは、タイヤのグリップ勝負になります。今は、ブリヂストンのコンパウンドがすごくいいですね。厳しい戦いになることが予想されます。とはいえハンガリーに向けても、いろいろタマは用意しています。追っかけて行きますよ」




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