レッドブル・レーシング・チームのボス、クリスチャン・ホーナーは、デイビッド・クルサードとジェンソン・バトンは来季は激しいバトルを見せ、イギリス国民にとってエキサイティングな1年になるだろうと述べた。

　今年は期待外れの1年に終わったバトンだが、来季はホンダからしっかりしたバックアップを受けて、好調だった2004年のようなパフォーマンスを再び見せることを目指している。一方、クルサードとレッドブル・レーシングはフェラーリエンジンを獲得したうえ、マクラーレンから腕利きのエイドリアン・ニューエイを引き抜き、その恩恵に預かることになる。
　ホーナーは、レッドブルにとってF1 2年目となる来季は、そういった力を得て、トップ5に入ることを目標にしており、クルサードはシーズンを通して常にトップ5が狙えるマシンを手にするだろうと述べた。
　ホーナーは、英ニュース・オブ・ザ・ワールド紙に対し、次のように語った。「ジェンソンとデイビッドは、イギリス国民がエキサイトするようなバトルを展開するだろう。データによると、デイビッドの方が優れたドライバーだ。ジェンソンはまだ1度も優勝経験がないが、デイビッドは優勝を13回もしているし、表彰台には60回も上っている。彼は完成したドライバーだ」
「ジェンソンは、デイビッドとは異なる段階にいるが、将来的には凄い成績を収めていくと思う。1度優勝したら、きっと何度も優勝していくだろう。デイビッドには来シーズン、ジェンソンと常に互角に戦えるマシンを供給していくつもりだ」
「今年はコンストラクターズ選手権で7位だった。しかし、BARとたったの4ポイント差だったし、常にプレッシャーをかけ続けることができた。いまの私たちの目標はトップ5入りだ」

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