ホンダ・レーシングF1チームのジェンソン・バトンは、先週のヘレス・テストでの2日間の走行について大いに満足できたと語った。

　同チームの3日間のテストプログラムに木曜日に合流したバトンは、初日に70ラップを走り、総合2番手、V8勢の中では最速タイムをマークした。この日は、まずマシンセットアップ、その後ミシュラン・タイヤの広範な評価プログラムを行った。
　金曜日も一連のタイヤテストを続けた後、エンジン評価も実施。タイムは総合3番手だった。
「プログラムをすべて消化できたし今回のヘレスも生産的なテストとなった。金曜日には特に大きなトラブルもなく122ラップを走りきった」とバトン。
「セットアップと、タイヤ、エンジンの作業を集中して行ったが、どれもいい感じだった。昨日はV8勢のトップタイムを出すことができて励みになった。万事順調だが、まだこれからたくさんのハードワークが残っているし、来週のヘレスでの2005年最後のテストを楽しみにしている」
　水曜日と金曜日に走ったホンダのテストドライバー、アンソニー・デビッドソンもまたすべて順調に進んでいると感じているという。
「今週のテストはよかった」とデビッドソン。「僕らは主にミシュランでのさまざまなケースを想定したタイヤ評価と空力性能に専念した。概して車は速かったしV8エンジンはとても信頼性のあるところを見せてくれた。僕の使ったエンジンは1、100km以上を走ったからね」

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