グランプリ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション（GPMA）は、バーニー・エクレストンとドイツの銀行バイエリッシェ・ランデスバンクがF1の商業権を握るSLECの株をCVCキャピタル・パートナーズへ売却することに同意したという報道を受け、新しいF1のオーナーと話し合いたいという意向を明らかにした。

　BMW、メルセデス、ルノー、ホンダ、トヨタが形成するGPMAは、SLEC株がCVCに売却されても、現在のコンコルド協定が切れる2008年に新たなライバルシリーズを立ち上げる計画をストップするわけではないとの見解も示している。
　GPMAの公式声明は次のとおり。
「私たちは、全ての株主、ならびに特にファンの利益のために、F1をさらに発展させたいと考えている。そのために、アルファ・プレマ（CVC）と建設的な話し合いができることを楽しみにしている」
「その一方で、GPMAとオペレーティングパートナーのISEは、今後も新シリーズの準備を続けていく予定だ」
　これまでのところ、2008年から2012年までを期限とする新コンコルド協定にサインしたのは、フェラーリ、ミッドランドF1レーシング、レッドブル・レーシング、スクーデリア・トロ・ロッソのわずか4チームだけである。

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