中国GP開幕!最初のフリー走行はデ・ラ・ロサがトップタイム
2005年10月14日
今シーズンのF1最終戦となる中国GPのフリー走行1回目が行われ、マクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサが1分33秒463の最速タイムをマーク。2番手タイムはルーベンス・バリチェロ、3番手にはリカルド・ゾンタがつけた。BARホンダで最後のレースとなる佐藤琢磨は12番手、ジェンソン・バトンは10番手、トヨタのヤルノ・トゥルーリは19番手、ラルフ・シューマッハーは13番手となった。
フリー走行1回目は気温23℃、路面温度25℃のコンディションでスタートし、各チームのサードドライバーに加えてジョーダン、ミナルディ、BAR、ザウバー、マクラーレンの2台、ジャンカルロ・フィジケラ、ラルフ・シューマッハー、デイビット・クルサードが走行を始める。
レギュラードライバーはまずは1周のみのインスタレーションラップで様子見といった状況、サードドライバーは繰り返しインスタレーションラップを行った後、10分が経過したところでペドロ・デ・ラ・ロサ、ビタントニオ・リウッツィ、ニコラス・キエーサ、リカルド・ゾンタがタイム計測を開始、6周目(インスタレーションラップも含んだ周回数)にデ・ラ・ロサが1分36秒713でトップタイムマークした。
セッションの1/3となる20分前後になると、レギュラードライバーもフルラップの走行を行い、ラルフ・シューマッハーが1分37秒235でレギュラー勢のトップ。以下マーク・ウエーバー、アントニオ・ピッツォニア、ティアゴ・モンテイロ、佐藤琢磨と続く。この時点での全選手含めたトップタイムはデ・ラ・ロサの1分36秒284となっている。
他の選手が走り出して行く中、走行を行わなかったフェルナンド・アロンソとフェラーリの2台も開始から30分でインスタレーションラップを行い、ルーベンス・バリチェロはそのままフルラップの走行を行い、1分44秒178を記録する。ミハエル・シューマッハーも37秒955をマークするが、アロンソはピットに戻り再び待機の態勢をとる。
しばらく更新が止まっていたトップタイムだったが、デ・ラ・ロサが自身のタイムを約1秒縮め1分35秒362をマークする。これに続くのがリカルド・ゾンタの36秒421、レギュラー勢トップとなるウエーバーの36秒819。そのあと、ファン-パブロ・モントーヤがウエーバーのタイムを1分35秒686で更新、トップ3に入る。
アロンソはセッションが残り15分のところでようやくフルラップの走行を行うといきなり1分36秒242をマークして4番手のポジションにつけるが、チームメイトのフィジケラがストップ、イエローが出される。セッションも終わりが近づくと各選手が精力的に走り込み、デ・ラ・ロサが1分33秒544までタイム更新、2番手ゾンタの35秒373に1.8秒もの差をつけている。終了を前にして全選手がフルラップ走行をし、全車のタイム計測がなされ、セッションは終了。
結局、デ・ラ・ロサが1分33秒463へとタイムをつめてトップをキープしたままとなる。2番手タイムはルーベンス・バリチェロの35秒303、続いて35秒373でゾンタとデ・ラ・ロサは他よりも約2秒も速いタイムを記録。4番手以降はキミ・ライコネン、M.シューマッハー、モントーヤ、アロンソ、ウエーバーというトップ8でフェラーリ勢はここ中国で好調のようだ。佐藤琢磨は1分36秒829で12番手、ジェンソン・バトンは10番手、R.シューマッハーは13番手、ヤルノ・トゥルーリは19番手となっている。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |