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ミハエル、メルセデス入りのウワサを否定

2005年8月25日

 このところ何度かメルセデス・モータースポーツのボス、ノルベルト・ハウグと会っているとされるミハエル・シューマッハー。だが、彼は今のところフェラーリを去ることは考えていないという従来の発言を繰り返している。

 シューマッハーとハウグは会って話をしたことは否定していないものの、話題はF1の現状に関する一般的な話の範疇を大きく超えるものではなく、たとえばレースをより面白いものにするにはどうすればいいかといった話だったという。この会談を根拠として、地元ドイツの複数のタブロイド紙は、この週末、メルセデスがかつての秘蔵っ子を再び呼び戻そうとしているのかもしれないというウワサを一斉に取り上げた。ミハエルはメルセデスのスポーツカー・チームの一員に抜擢されて国際的なモータースポーツの舞台に登場した後、1991年にジョーダンからF1にデビュー。その後1996年からフェラーリのナンバーワンドライバーとなっている。
「僕がフェラーリを去るかもしれないなんてウワサには、コメントもしたくないね」とミハエル。「僕がこのチームと密接に結び付いていることは誰でも知っているのだから」
 移籍の可能性についての憶測は、フェラーリがトルコで再び低調なパフォーマンスに終始したのと歩調を合わせるかのように浮上してきた。トルコで2台のF2005は、特に‘グリーンな’路面でのグリップ不足に苦しんだ。予選でスピンを喫したシューマッハーのレースは、グリッドのほぼ最後尾から始まり、実質的にはウイリアムズのマーク・ウエーバーとのアクシデントで終わった。また、今シーズン限りでマラネロを去ることが決まっているルーベンス・バリチェロも、トップ10にくい込むのが精一杯だった。
「悲しいことだが、それは事実だ。あの週末全体を通じて、僕らがコンペティティブだったことは一度もなかった。予選やレースは言うに及ばず、フリープラクティスでもね。残念ながら、僕らはホッケンハイムやブダペストで見せた復調の兆しを維持できなかった。それどころか、僕らは一歩後退してしまったんだ」


 ウエーバーとの接触により、ミハエルのマシンはダメージを負っていたが、彼はそれを修復してレースに復帰することを望んだ。来週末にモンツァで開かれるフェラーリのホームイベントで、少しでもいい予選出走順を確保するためだ。
「予選の出走順を少しでも良くするために、できることは何でもやりたかった。マーク・ウエーバーとの接触で壊れた部品をすばやく交換してくれたのは、チームのファインプレーだった。これは彼らのスキルが発揮された典型的な例だと思うし、コースに戻ってすでにリタイアしたドライバーより多くの周回数を記録できたのも、すべてチームのおかげなんだ。実際のところ、あれが週末全体を通じて一番いい場面だったくらいだよ!」
「当然のことだけど、ああいう状況では誰でもできることのすべてを試みるしかない。僕らにとってモンツァのレースはとても重要だ。これまでのように好調ではないにしても、僕らはファンのためにできるかぎりのことをしたい。ファンの人々、そしてチームそのものに対しても、ベストを尽くす義務があるんだ」




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