ホームグランプリであるイタリアGPを控えたフェラーリが23日、その舞台となるモンツァ・サーキットでテストを開始した。この日は、来年、BAR移籍が決まっているルーベンス・バリチェロと、バリチェロに代わってザウバーから移籍するフェリペ・マッサのふたりが参加した。

　この日は、フェラーリの占有テストとなり、ふたりのドライバーともF2005を走行、ふたり合わせて155周を走りこんだ。
　バリチェロは、セッティング作業とタイヤテストに集中して94周を走行し、ベストタイムは1分22秒506であった。一方、現在はザウバーのドライバーであるマッサは、マシンについての理解を深め、ファインチューニングにも取り組んだ。彼は61周を走行し、自己ベストは1分23秒461だった。
　フェラーリは翌24日にもテストを行い、マッサと、テストドライバーのルカ・バドエルがステアリングを握る予定。
　24日には、マクラーレン、ルノー、ウイリアムズ、トヨタの4チームを含む多数のチームがテストに合流するようだ。テスト最終日は、26日となる予定。

• -
  ツイート
• 0
  シェア