マーク・ウエーバーが明らかにしたところによると、彼は2006年もウィリアムズにとどまることになるという。チームがBMWのサポートを喪失し、コスワースエンジンの使用を発表したにも関わらずだ。また、ウエーバーは自分がニック・ハイドフェルドのウイリアムズ入りのために働きかけ、ジェンソン・バトンにも同じことをしたと語っている。

　パドックのゴシップによれば、ウエーバーは、ルノーのボスであるフラビオ・ブリアトーレがマネージメントしているということもあり、ルノーのジャンカルロ・フィジケラとシートを交換するのではと見られていた。しかし今回、ウエーバー本人がそれを否定した。「僕はここ（ウィリアムズ）に来年もとどまるよ」とウエーバーはロイター通信に対して語った。
　誰がチームメイトになるかということに関しては、ウエーバーは、ジェンソン・バトンが本当にチームに来ても気にしないと付け加えた。しかし大切なのは、同じくらい強いドライバーをふたり揃えることだ、という。
「僕は、ニック（ハイドフェルド）を（今季）ここに来させるために、とても強力にプッシュしたんだ。とても強力にね」
「僕はジェンソンを来させるためにも、とても強力にプッシュした。チームにとっては、ふたりの強いドライバーを揃えるのが一番だ。スポンサーにとっても、一日の終わりの成績にとってもそうだよ。もし本当にすごく強いドライバーなら、1台半のクルマでもコンストラクターズタイトルを取れるだろうけど、それは簡単なことじゃない。2台の強いマシンが働くことが必要なんだ。BARは現在のところ、それができていないけれどね」
　ウィリアムズは来季、コスワースエンジンを使用することになる。

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