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トゥルーリ「テストの安全性向上を」

2005年5月21日

 ヤルノ・トゥルーリとマーク・ウエーバーが、F1テストでの安全性の強化を要求しているデイビッド・クルサードに同調する意見を述べた。

 このところテストに関しては、その日数制限についての意見の不一致が問題になっているが、ドライバーたちの間では、以前からテストの現場での医療スタッフやマーシャルの不足が懸念されていた。クルサードはプレシーズンテストでマクラーレンのキミ・ライコネンが経験したクラッシュを例に挙げながら、こうした状況を改善するためのキャンペーンへの支援を求めており、モナコでの木曜の定例記者会見でトゥルーリとウエーバーはこれを引き継ぐ発言を行った。
「僕自身、そしてGPDAのメンバー全員が懸念している。テストでの安全性は十分とは言えないし、少なくともレースでの体制と同等ではない」とトゥルーリ。「僕らはこれまでに何度もこの問題を取り上げ、議論してきた。チーム、FIA、そして関連するすべての人々に、テストでの安全基準のレベルを上げるように要求していきたいと思っている。どうして(レースと)同じ基準が適用されないのか僕には理解できない。ドライバーにとってのリスクはまったく同じだし、テストの方がずっと周回数が多いことを考えれば、むしろレースよりリスクは多少高いとも言える。この件については真剣に検討する必要がある」
 また、以前から安全性の問題については熱心なウエーバーは、レースとテストの両方について十分な配慮が必要だと述べた。
「この問題は昨年のインディアナポリスでのラルフ(シューマッハー)のクラッシュから始まったと言える」とウエーバー。「ご存知のように、あのときは(マーシャルにとって)対応が難しい位置にマシンが止まった。2つのピットウォールの向こうのメインストレート上で、インディ特有の事情やバンクなどの要因もあった。あの事故は僕たちドライバーにもいくつかの問題を提起した。そこで僕らはまず手始めとして、マックス(モズレー)にどのようにして状況を改善すべきかという意見を求めた」
「現在、僕らはFIAと協力しながら、ヤルノが言ったように基準の向上を目指している。言うまでもなく(テストの現場では)大勢の熱心なマーシャルが献身的に働いてくれている。真冬でも、うだるような真夏の暑さの中でも、コースサイドで仕事をしている彼らの労働条件は本当に過酷なものだ。しかし医療面でのバックアップについては、ドライバーがとてもよくケアされているレースと比べると、やや手薄であることは間違いない」
「この点は早急に対処する必要があるし、僕はすぐに手が打たれるものと信じている。この問題に関しては、ドライバー全員の意見が一致しているからね。また、すでに僕たちはいくつかのサーキットに対して、個別に全般的な安全性の改善を要求している。これはドライバーにとってきわめて重要なことだ」




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