バーレーンGPを負傷欠場したマクラーレンのファン−パブロ・モントーヤに、第一子が誕生という嬉しい出来事があった。しかし、グランプリ復帰という朗報はまだもたらされていない。
　コニー夫人が出産したのは男の子で、マイアミで11日の13時30分（現地時間）に誕生し、すでにセバスチャンと命名された。
　モントーヤの怪我の原因については、引き続き憶測が流れており、マクラーレンが発表したようにテニスの試合中に転んだのではなく、2輪車での事故が原因だともいわれている。さらに現在は、モントーヤが来週末のイモラでキミ・ライコネンのパートナーとしてレースに復帰できるかどうか、という点に興味が移ってきている。
　モントーヤは怪我の状態について、また新たな意見を求めるために、医師の診察を受けることになっている。検査の後に、第4戦に出場できるだけ回復したかどうかが判断される予定だ。チーム代表のロン・デニスは、骨に入ったひびは治癒し、次のレースに間に合うだろうという考え方を崩していないが、バーレーンでレースに久しぶりに復帰したペドロ・デ・ラ・ロサとアレックス・ブルツもスタンバイしている。第3戦でチームにポイントをもたらしたデ・ラ・ロサは、当初の予定では、3戦にわたって第3ドライバーを務めることになっていた。長くテストドライバーを務めている、180センチを超す長身のブルツが収まるようなコクピットのMP4-20が製造されるまでということだった。

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