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BAR、エンジンルールの抜け穴を利用

2005年3月7日

 BARは全チームの中で初めて、新しい2ウイークエンド・エンジンルールをペナルティなしに回避する抜け穴を利用した。オーストラリアGPの最終ラップにジェンソン・バトンと佐藤琢磨をピットに呼び戻したのだ。
 これで両ドライバーとも、マレーシアGPで新しいエンジンをそれぞれの007に搭載してスタートすることができる。ルールには、あるグランプリでフィニッシュできなかったドライバーは、次のレースで新しいエンジンを使う権利を与えられる、と規定されているからだ。フィニッシュとは、実際にラインを越えることと定義されているので、最終ラップでストップしてリタイアとされるというチャンスがあったわけだ。
 FIAは、誰かがこれを実行するのを止めたくても、どうすることもできないが、レース前に誰かが最終ラップでイエローフラッグ状態を作り出すなら、甘く見ることはないと強調していた。そして、止まるのに一番いい場所はピット入り口だとも述べていた。
 バトンと佐藤は、オーストラリアでは不本意なレースを強いられ、ポイントの遙か圏外を走行していたときにピットへ呼び戻される決断が下り、両者ともラインを横切る前にストップすることになった。
「我々はポイント圏外だったので、2台ともストップさせる決断をした。それによって、マレーシアに向けてさらなるペナルティなしにエンジンを交換する機会が与えられることになる」とテクニカル・ディレクターのジェフ・ウィリスは語った。「通常、気温が高くなるレースではこれは有利に働くかもしれない」
 バトンはそれでも、ラルフ・シューマッハーに1周差をつけていたため11位となった。佐藤は14位だった。佐藤は今回のレースに向けて、すでにエンジンを載せ替えており、その結果としてグリッド最後尾まで降格されていた。
 この2人のほかに、今回リタイアによってマレーシアで新エンジンを使う権利を得たのは、ミハエル・シューマッハー、ニック・ハイドフェルド、クリスチャン・アルバースだ。




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