18日（金）、カタルニア・サーキットで行われたF1合同テストにルノー、トヨタ、ジョーダンの3チームが参加、ルノーのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。
　アロンソはR25を駆り100周を走り込み、再舗装後のコースでコースレコードをたたき出した。コースレコードが更新されたのは、この週これが3度目。アロンソのラップタイムは1分13秒971だった（前トップタイムは1分14秒408）。
　僚友のジャンカルロ・フィジケラが、アロンソからはおよそコンマ1秒遅れで2番手。2人はレース距離の走破、開幕戦に向けたタイヤ選択、セットアップなどを含むテストプログラムに1日を費やしていた。
　3番手はトヨタのラルフ・シューマッハーで、TF105を駆り51周を走行した。しかし電気系のトラブルに見舞われてスピンオフし、早めにテストを切り上げざるを得なかった。トヨタは新しい空力パッケージを持ち込んでいるが、ラルフは“大きく進歩した”と感じたようだ。
　ジョーダンのナレイン・カーティケヤンが4番手で、かろうじて1分16秒台のタイムをマークした。僚友のティアゴ・モンテイロはカーティケヤンから約コンマ5秒遅れだった。
　午後になると、ユーロF3000チャンピオンのニッキー・パストレリがジョーダンのマシンでコースインした。彼のマネージャーが、チャンプカーシリーズのウォーカーレーシング・チームとの交渉は“保留”になったことを認めており、パストレリがジョーダンのサードドライバーになるのでは、というウワサを呼ぶことになりそうだ。

Barcelona(2/18)
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