今年、作業スペースが拡大された新ピットレーンがモナコに導入される。Grandprix.comによると、これでチームはこれまでの狭い作業場ではなく専用のガレージを使用できることになったようだ。新ピットレーンは18ヶ月にもわたる調査の末、昨年の終わりにプールコーナーとラスカスの間に作られることが決まり、約1年を工事に費やした。
　新しいピットエリアは道路側ではなく、むしろ港に向かっており、二階には事務所用のスペースを持っている。タイミングエリアは従来のままだが、ガレージの裏側となってしまう。6000席のグランドスタンドは新ピットレーンを見下ろすような形になる。
　この工事は、モナコ王子が3千5百万ドル(約39億9千万円)もの出費をしたものだが、レース以外にもコンベンションセンターとしても活用出来るようになっている。
　またシケインにも改良が加えられ、ランオフエリアの増加が図られている。

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