F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ラッセル、ペレスとのバトル中に無線で声をかけた代表に感謝「みんな感情が高ぶっていたと思う」/F1第12戦

2022年7月26日

 メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1第12戦フランスGPでセルジオ・ペレス(レッドブル)とのバトルが熾烈を極めるなか、チーム代表のトト・ウォルフの声を無線で聞けたことに感謝していると述べている。


 レースの最後の10周で、ラッセルはペレスに狙いをつけたが、なかなか追い抜くことができなかった。ラッセルがミストラル・シケインでペレスのイン側を走行したせいで、ふたりは軽く接触し、ペレスはそのまままっすぐ進まざるを得なかった。ラッセルは、コーナーのスペースは自分のもので、ペレスはポジションを譲るべきだったと無線で主張した。しかしメルセデスはこれに同意せず、それはスチュワードも同様だった。スチュワードはこの動きを調査したが、結局何の措置も取ることはなかった。


 苛立ったラッセルはチームと無線で口論を続けたが、ウォルフが介入した。「ジョージ、冷静になれ。君は彼を捉えられる」とウォルフは的確に指摘。ラッセルはその言葉を受けて冷静になり、最終的にバーチャルセーフティカー(VSC)のリスタートでペレスを追い抜き、表彰台を獲得した。


「みんなあそこで感情が高ぶっていたと思う」とラッセルはレース後に語った。「チェコ(セルジオ・ペレスの愛称)を激しくアタックしたつもりだけど、結局ポジションを取るところまでいかなかった」


「間違いなくあそこではもう少しペースが出ていたんだ。無線でトトの声を聞くのはとてもありがたかったよ。でも最終的には完全に全開で行ったけれどね」


「僕たちはチームとしてともにレースをやっているけれど、マシンのなかにいるとひとりぼっちだと感じる時がある。できることすべてをやっているけれど、エンジニアが何を見ているのかは分からないし、エンジニアは走行中のドライバーの感情を完全に感じているわけではない。だからこうしたやり取りがたまにあると、距離を少し縮めることができる」


 メルセデスのガレージのミッション・コントロールで、ウォルフはなぜ介入する必要を感じたのかを説明した。


「彼が状況について、怒りのループに少しはまっているように感じた」とウォルフは話した。


「ドライバーは狭いコクピットに閉じ込められている。彼はペースを発揮できていたが、気持ちを落ち着かせてコースに集中する必要があると思った」


「最後はクレバーだった。バーチャルセーフティカーで多少混乱があったが、彼はやってのけたのだ」

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1第12戦フランスGP VSC解除直後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がセルジオ・ペレス(レッドブル)を追い抜いて3番手に浮上



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号