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レッドブル・ホンダ分析:フェルスタッペン&アルボンが揃って好感触「新パーツのおかげでこれまでよりも良い」
2020年8月1日
レッドブルはオーストリア国籍のチームであり、ホンダは日本企業だが、レッドブルもホンダも、F1のファクトリーはイギリスに構えている。したがって、レッドブル・ホンダにとって第4戦イギリスGPは、第二の母国グランプリといえる。
そのイギリスGPに、レッドブルは新しいパーツを持ち込んだ。オーストリアでは新ノーズ&フロントウイング、ハンガリーでは新リヤウイングを持ち込んだものの、マックス・フェルスタッペンもアレクサンダー・アルボンもRB16の挙動に苦しみ、メルセデスを脅かすまでには至らなかった。
今回、レッドブルが持ち込んだ新しいパーツは、ハンガリーGPで使用したのとはメインフラップの形状も翼端板のデザインも異なる新しいコンセプトのリヤウイングだ。しかし、フェルスタッペンは過度な期待は寄せない。
「1週間から2週間で解決できるような問題ではないからね。僕たちにはもう少し時間が必要だと思う」
「現時点でメルセデスが最速であることは間違いない。ただその差はコースによって異なる。0.2秒というときもあれば、1秒ということだってあり得る。お互いの開発のペースによるから、始まってみないとわからないけど、それが1秒差にならないことを願っている。0.5秒差なら、僕は戦えると思っている」
果たして、イギリスGP初日フリー走行の結果は、トップタイムはレーシングポイントのランス・ストロールで1分27秒274。レッドブル・ホンダはアレクサンダー・アルボンが1分27秒364で2番手に続いた。
しかし、フェルスタッペンは「金曜日だから、ライバルたちが何をしているのかわからないし、自分たちもまだ改善しなければならないことがあるから、安心はできない」と、初日にメルセデスに先行してもなお、手綱は緩めてはいない。
とはいえ、「持ち込んだ新しいパーツによって、マシンはこれまでよりも良くなっている」と開発の方向性には一定の評価を下していた。そのことは、開幕3戦で苦しんでいたアルボンも、「クルマの感触はいいし、走り出しから良いフィーリングで、クルマへの理解が深まった」と語り、この日、2番手のタイムを記録していることでもわかる。
残念だったのは、セッティングが決まりかけていたそのマシンをアルボンがクラッシュさせてしまったこと。ただし、不幸中の幸いだったのは、「僕は大丈夫だし、クルマのダメージもそれほどひどくなかった」(アルボン)と語ったていること。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターも「まだクルマが帰ってきたばかりで、きちんと調査が済んでいないものの、明らかにパワーユニットにダメージが及んでいるという感じではなかった」と語り、フリー走行2回目直後の段階で、土曜日に向けてパワーユニットを交換する予定はなさそうだ。
スロースターターのレッドブル・ホンダが、第二の母国グランプリで少しずつ加速し始めた。
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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