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F1イタリアGP FP1:ハミルトンが最速もセッション後半は雨に。アロンソは早めに走行を切り上げ

2017年9月1日

 9月1日午前10時から始まったフリー走行1回目。上空には鉛色の雲が垂れ込め、降水確率は60%。セッション開始時の気温は22℃と、この時期のモンツァとしては肌寒いほどの陽気だ。路面温度も、24℃しかない。この週末、少なくとも土曜日までは雨模様の予報だ。 


 今にも雨の降りそうな天気は、ハースのドライバー選択にも影響した。本来ならFP1でフェラーリアカデミー所属のアントニオ・ジョビナッツィが出走する予定だったが、レースドライバーのケビン・マグヌッセンがステアリングを握った。ハンガリーGPのFP1でクラッシュ、マシンを大破させており、ウェット路面ではとても走らせられないと判断したようだ。


 来季からの正式採用が決まったハロを、このセッションではマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ、トロロッソのカルロス・サインツJr.、ザウバーのパスカル・ウェーレインらが試している。


 序盤はウイリアムズの2台がスーパーソフトを履いた以外は、残り18台は最も固いミディアムでコースイン。しかしすぐにソフトやスーパーソフトに履き替えた。ソフト装着のメルセデス勢が順調に周回を重ね、1−2を形成。まずルイス・ハミルトン、続いてバルテリ・ボッタスが、ニコ・ロズベルグの昨年のFP1最速タイムを早々に更新した。ハミルトンは限界を確認しながらの走行で、ターン1や二つ目のシケインで、派手にタイヤをロックさせている。


 セッション前半はボッタスが突出して速く、ハミルトンにコンマ774秒差。スーパーソフトを履いた3番手のセバスチャン・ベッテルには、1秒1以上の大差をつけた。しかし1セット目を返却する40分を過ぎたところでスーパーソフトを装着したハミルトンが、1分21秒台に突入する最速タイムをマーク。1分21秒537の自己ベストは、昨年のハミルトン自身がQ2で出したタイムにコンマ039秒まで迫るものだ。


 11時過ぎに小雨が降り始め、同12分にはウェットトラックが宣言された。とはいえドライタイヤでの周回に大きな影響を及ぼすほどではなく、フェラーリの2台はしばらくスーパーソフトで走り続けた。


 上位10台は、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、フォース・インディアが2台ずつ並ぶ中、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンがウイリアムズのフェリペ・マッサをしのいで9番手に入った。一方、ホンダの最新仕様スペック3.7を走らせたフェルナンド・アロンソは15番手。午後からはスパで走ったスペック3.5に戻すため、早めに周回を切り上げている。



(Kunio Shibata)




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