最新記事
- 2年ぶり、2勝目のラッセル「信じられない! ...
- 優勝を失う手痛い接触「奇妙な動きに見えた。...
- 角田裕毅、戦略はまらずペースも不足「第3ス...
- 【F1第11戦決勝の要点】無意味なバトルを繰り...
- 【ポイントランキング】2024年F1第11戦オース...
- 【正式結果】2024年F1第11戦オーストリアGP決勝
- ラッセルが2年ぶりの美酒。首位を争うフェル...
- 内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブル...
- スプリント決勝、予選と苦戦が続くルクレール...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ド...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ド...
- メルセデスが3戦連続で予選トップ3。決勝へ向...
F1アブダビGP 決勝直前情報:敵の敵は味方、レースのカギはSSタイヤスタートのレッドブル勢
2016年11月27日
タイトル争いを演じる2人のメルセデスAMG勢が、予選でフロントロウを独占した。ポールポジションを獲得したのは逆転王座を狙うルイス・ハミルトンだが、12点リードしているニコ・ロズベルグも2番手につけた。もし、このままの順位でフィニッシュすれば、5点差でロズベルグが逃げ切り、初のタイトルを獲得することになる。
しかし、レースは何が起きるかわからない。特にロズベルグ陣営が警戒しているのが、Q2でスーパーソフトでベストタイムをマークしているレッドブル勢の2台である。
ピレリのマリオ・イゾラ(レーシングマネージャー)によれば、「2ストップのほうが計算上は速いが、渋滞を考えると1ストップにも勝機はある」という。
そして、1ストップはスーパーソフトでスタートするレッドブルが可能な作戦なのである。というのも、今回のレースで使用が義務付けられているのがスーパーソフトで、ウルトラソフトを履いてスタートするドライバーには不可能な戦略だからである。
「ウルトラソフトは持っても15周程度。スーパーソフトは25周前後が替え時なので、ウルトラソフトでスタートするドライバーはもう1回ピットストップしなけれはならない」
つまり、レッドブルの2台がピットストップ戦略によってハミルトンとロズベルグの間に割って入るようなことになれば、タイトル争いは一気にハミルトンに有利な状況となる。
ただし、予選で5番手に終わったベッテルは、「スーパーソフトでのスタートがアドバンテージになるとは思わない。彼らは1周目が弱点だから、そこを突いていく」と、レッドブルをかわして表彰台を狙うことを宣言していた。
じつはフォース・インディアのレースストラテジストのバーニー・コリンズも「ウルトラソフトの方がいいタイヤだと思っている。スーパーソフトとの持ちは数周しか変わらないからね」と、レッドブルのタイヤ戦略に首をかしげていた。
ハミルトンにとってはレッドブルが味方となり、ロズベルグとしてはフェラーリにレッドブルを押さえておいてもらいたいという複雑な構図で迎える日曜日の決勝レース。
なお、最後の一戦を迎えるにあたって、メルセデスAMGのトト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター/ビジネス)は、「われわれは最終戦でも2人の戦いに干渉しない。いままでどおり、チームの規約の範囲内で自由にレースをさせるつもりだ」と語っている。
(Text : Masahiro Owari)
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)